中嶋農園のぶどう栽培

美味しいぶどうと野菜を作るためにやっている事を公開しています。

ハウス予定地土木工事

ぶどうの親方に助けてもらいビニールハウス予定地の両脇に明渠を掘ってもらいました。


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溝掘り、めちゃくちゃ正確で速いです。

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妻面側の端にも堀を作ってもらいました。さらに崩れて減っていた法面も直してもらいました。


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20〜50cmの溝が50mあります。山間部なので石が結構出てきました。

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いつかは自分もユンボを手に入れたいです。

苗木の剪定

2月は剪定の時期です。苗木の主幹にならない枝は切っていきます。

ここで去年購入した苗木で剪定された部分に問題が発生していました。


去年の苗木購入時に処理されている剪定の切り口で、髄の部分が腐っており、穴が開いている状態でした。株元には虫が入り被害が出やすいので、常日頃チェックはしていたのですが、去年の剪定キズが悪くなっているとは油断していました。


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何本かこんな感じに。

アリが棲みついている穴もありました。


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穴の周りを削って、水が溜まらないようにして、


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墨汁と木工ボンドを混ぜて塗りました。

早く肉が巻いて治癒してくれることを期待します。


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クィーンニーナの苗木

本来はこんな感じで切り口は塞がってます。

 

苗木の生育には問題ないと思いますが残念ですね。






2月に里芋収穫

今更ながら、里芋を掘りました。

里芋の冬の保存方法は畑に穴掘って埋めるので、また今年は暖冬だし収穫遅くて大丈夫だろうとほったらかしにしていましたが、、、。

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茎から上は溶けてなくなってましたが、

芋は傷んでいません。大丈夫そうです(^-^)

マルチのお陰かも?

 

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焼いて食べるのが好みです。

 

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菌床しいたけ準備

本業はぶどう栽培ですが、なにぶん収穫まで年月を要します。という事で収入源の一つとして菌床しいたけをやろうとしてます。

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施設は家の倉庫を、棚や道具は使われなくなった貰い物を修理して再利用してます。とにかく初期投資を出来るだけ抑えるつもりです。

秋から少しずつ準備してました。


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菌床しいたけは木材チップを固めてブロックに形成したものにキノコ菌を添加します。


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自分で作るわけには行きませんので農協で購入してます。竹野に工場があるのですが引き取りに行くのが大変です。

冬野菜

今年も木材チップでつくりました。

http://nakashimato.hatenablog.com/entry/2015/10/01/013638の畑です。

ぶどうに倣って、野菜ももちろん無肥料、無農薬です。

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植え付けが遅かったのため、生育はゆっくりでやっと葉が巻いてきました。植え付け後は地温上昇のため、不織布を被せたせいもありますが、、虫による食害は少なかったです。


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しかし特にキャベツの成長が遅いのは何故だろう…

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左側がカブ、右側が大根。所々生えていない場所は発芽はしたのですが、枯れてしまいました。チップの投入量が多すぎて、土まで根が届かなかった様でした。


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大根とかぶは特に満足いく出来栄え。

肌と葉が美しい。

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無肥料で育てた場合、大根の葉は左右対称になると言われています。


かぶは他の野菜より、土の腐敗成分を取り込みやすく、土が悪い時はトコトン不味くなる性質があります。大根は冬の寒さにあたれば糖度があがり結構食べられるので、かぶ栽培の方が難易度は上。


冬野菜は楽でイイですね〜。









痩せ地のまま

圃場内でも特に痩せていて、更に明渠堀りで地下80cmの土を盛り上げてしまった場所があります。


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夏のソルゴー栽培、その後木材チップ、ボカシをしっかり混ぜ込んだのですが、、痩せすぎ?のためライ麦の先端が枯れてきました。

周りにはスギナさえ生えてきません。


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肥えている(微生物による養分供給力が高い)

場所は同時期に播種したのですが、下の写真の様にライ麦に勢いがあります。


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比べてみるとこんな感じになってます。


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地下深くにある土は微生物の種類も量も乏しく、また植物と共生する力もないと聞いた事があります。

地道な土壌改良をしていくしかないようですね。


キノコ繁殖

何日か雨が降って、ライ麦は順調に生育中です。

そんな中、圃場には色んな種類のキノコが生えてきました。

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土壌改良が進んでいるようです。昔に比べ種類も量も多いです。


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キノコが繁殖している近くのぶどうはよく成長してます。反対に成長が悪い場所にはキノコは見当たりませんでした。


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謎のキノコ。カサがありません。


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圃場一面にキノコが生えたらいいな。


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ちなみに上の写真は野菜畑のキノコ。ぶどう圃場の比でないほどキノコ繁殖してました。








ライ麦

久々の雨が降りました。最近秋晴れが続きすぎて、かえって不安でした。極端に晴れが続くと、その反動で大雨や大雪になるの恐れがあるので、今回の2日間の雨でほっとしました。

ともあれ、雨のおかげで播種していたライ麦が一気に発芽しました。

1反あたり6、7㎏種を蒔いています。

 

 

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緑の絨毯です。 

 

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ライ麦は低温伸長性が高く、雪にもへこたれることなく冬の間に20〜30センチほど成長します。そして夏には丈が2.5 mにもなり穂をつけます。

なので、春から4、5回ほど成長途中のライ麦を刈る作業があります。果樹園では緑肥としてよく利用するのですが、有機物供給だけでなく、ライ麦の根による排水効果も非常に高いと言われています。よい土に変わっていくことを期待しています。

ぶどう圃場整地

ソルゴー刈り取り後、圃場がスッキリしました。秋晴れで作業が捗ります。大雨の時には場所によっては水溜りが出来ていましたが、土を移動して表面のでこぼこを直し、明渠への排水をスムーズにしました。

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うまく、かまぼこ状に盛れてます(^。^)


半年前を思えば、石だらけの荒地からのスタートでした。表土の石はほぼ取り尽くし、木材チップもしっかり入り、粉砕したソルゴーとボカシも少量撒いて…と、誠に感慨深いです(T_T)





炭素循環農法

たんじゅん農法の勉強会のため市川町へ行きました。

 

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太陽熱処理が今アツイ!

 

 

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質疑応答の時間

 

 

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たんじゅん農法の勉強はHPを読めば全て解るようになっていると思うのですが、それに取り組む人たちや、これからの人たちが集まる場なのでとても刺激を受けます。今回も参加して非常に勉強になりました。関係者の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

木材チップ投入

お世話になっている造園会社からチップを搬入してもらいました。畑が乾いているので、2tダンプそのまま畑に進入してもらい、14aの畑に13台分(約15t位?)投入しました。

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雨が降るとチップが重くなります。晴れのうちにチップを広げようと急いだため、少し腰痛ぎみに...。

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結構細かく砕いてあります。葉っぱや、小枝の粉砕が多いので、早く分解すると思われます。

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第二ぶどう畑?の予定です。

ソルゴー刈り

 やっと時間がとれたので、乗用モアで粉砕しました。

見た目もスッキリ!

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元気なとこで、3mくらい。最低で20.30cm。

バラつきが気になります。


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毎年、夏はソルゴー、冬はライ麦で土壌改良をしていく予定です。





圃場の状況

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連日の雨もあり、ソルゴーは順調に成長中。

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上の写真は、遅れてソルゴーをまいた場所です。左に2箇所ソルゴーの成育が良いところがありますが、他の場所より3,4ヶ月早く炭素資材が入っていたためと思われます。他より土がフカフカでした。


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きのこが生えているのを見つけると、土に糸状菌が増えている証拠なので、とても嬉しくなります。


苗木の定植からはや5ヶ月

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ソルゴーは順調に成長中


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実は、苗木の定植から5ヶ月たった今、ぶどうの生育にかなりバラツキがあります。

土の状態をそのまま反映してるようです。

無施肥栽培の特徴と思われます。


上の画像はとても元気なクインニーナです。

同じ場所のソルゴーも同じく元気。生育が早い。



今やることは炭素資源をせっせと投入するだけです。