中嶋農園のぶどう栽培

美味しいぶどうと野菜を作るためにやっている事を公開しています。

棚作り

f:id:nakashimato:20150816001526j:plain


単菅パイプでぶどう棚を作成中です。

アンカーで針金を引っ張る一般的な作り方でなく、クランプと単菅パイプを格子状にくんでつくります。

斜め向きの隅柱や、周囲柱が無いので今後の作業性は良いでしょう。


JAぶどう部の方々やJAの職員さんや、様々な人が手伝いに来てくれました。


先ずは一部分だけで終了です。冬に残りを仕上げます。

謎の風景

f:id:nakashimato:20150813192700j:plain


梅雨が過ぎるまで、雨よけとして100均のビニール傘を利用。


ぶどうは雨が直接かかるのに弱いので、 病気の予防です。


このコミカルな風景がツボなのか、一時期色んな人に話しかけられるようになりました(笑)


ご安心下さい。台風時には事前に傘を閉じますので、壊れることはありません。

苗木定植

深いところから掘り返した土により、荒地のようになってしまいました。でかい石がゴロゴロ。

f:id:nakashimato:20150813191710j:plain


しかし、砂漠のような痩せ地でも根付くのがぶどう。下に石があっても問題ありません。


f:id:nakashimato:20150813191947j:plain


とはいっても、地中深くずっと酸欠だった土に(そこに生息している微生物に)作物を育てる力があるのか、、。


天気のいい日に一気に75本植え付けました。

周りの茶色いものは木材チップです。

溝の中には

f:id:nakashimato:20150813172542j:plain


f:id:nakashimato:20150813131127j:plain


f:id:nakashimato:20150813172414j:plain


竹→茅→籾殻の順番で入れていきます。


全て軽トラでの運搬です。


竹は近場の竹林から、茅は周りの耕作放棄地から

、籾殻は町内の米農家から。全て地域資源を利用しているのは良い事と言えるのではないでしょうか。


ちなみに竹を並べて水の通り道をつくり、そこに土や籾殻が落ちて塞がないよう茅を敷くわけです。

どうしても水捌けをよくしたい。もっと言うと地中の通気性をよくしたいので、最後に土をかぶせませんでした。なのでこれは半明渠でしょうか。


この数ヶ月、寒波や雪にもめげず途方も無い作業がつづきました。


排水性が完璧なら、この先ぶどう栽培は必ず成功するはず。との思いだけで頑張りましたが、、

もう一回やれと言われてできる気がしません(笑)



何が何でも排水性をよくする

暗渠になるか明渠なのかはわかりませんが、とっても深い溝掘りです。深さはやく80cm。

区画整理されて、10年以上なにも利用されてない土地。

f:id:nakashimato:20150813130229j:plain


約45mが6本


f:id:nakashimato:20151212115432j:plain


バカでかい石が出てくるので、3tのユンボでないと、歯が立ちません。


f:id:nakashimato:20150813130526j:plain

まず、溝の中には、竹を並べ水の通り道をつくります。


たんじゅんの集まり

f:id:nakashimato:20140428121731j:plain
f:id:nakashimato:20140428121711j:plain
f:id:nakashimato:20140428121743j:plain

大変な刺激のあと、頭の風通しが良くなるようでした。自分の畑は山ぎわなので、特に排水に注意すること。深い明渠を作ろうと思います。そして、どんどん人に伝えて、どんどん後輩をなってこう。関係者のみなさまに感謝!