中嶋農園のぶどう栽培

美味しいぶどうと野菜を作るためにやっている事を公開しています。

ぶどう圃場整地

ソルゴー刈り取り後、圃場がスッキリしました。秋晴れで作業が捗ります。大雨の時には場所によっては水溜りが出来ていましたが、土を移動して表面のでこぼこを直し、明渠への排水をスムーズにしました。

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うまく、かまぼこ状に盛れてます(^。^)


半年前を思えば、石だらけの荒地からのスタートでした。表土の石はほぼ取り尽くし、木材チップもしっかり入り、粉砕したソルゴーとボカシも少量撒いて…と、誠に感慨深いです(T_T)





炭素循環農法

たんじゅん農法の勉強会のため市川町へ行きました。

 

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太陽熱処理が今アツイ!

 

 

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質疑応答の時間

 

 

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たんじゅん農法の勉強はHPを読めば全て解るようになっていると思うのですが、それに取り組む人たちや、これからの人たちが集まる場なのでとても刺激を受けます。今回も参加して非常に勉強になりました。関係者の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

木材チップ投入

お世話になっている造園会社からチップを搬入してもらいました。畑が乾いているので、2tダンプそのまま畑に進入してもらい、14aの畑に13台分(約15t位?)投入しました。

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雨が降るとチップが重くなります。晴れのうちにチップを広げようと急いだため、少し腰痛ぎみに...。

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結構細かく砕いてあります。葉っぱや、小枝の粉砕が多いので、早く分解すると思われます。

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第二ぶどう畑?の予定です。

ソルゴー刈り

 やっと時間がとれたので、乗用モアで粉砕しました。

見た目もスッキリ!

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元気なとこで、3mくらい。最低で20.30cm。

バラつきが気になります。


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毎年、夏はソルゴー、冬はライ麦で土壌改良をしていく予定です。





圃場の状況

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連日の雨もあり、ソルゴーは順調に成長中。

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上の写真は、遅れてソルゴーをまいた場所です。左に2箇所ソルゴーの成育が良いところがありますが、他の場所より3,4ヶ月早く炭素資材が入っていたためと思われます。他より土がフカフカでした。


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きのこが生えているのを見つけると、土に糸状菌が増えている証拠なので、とても嬉しくなります。


苗木の定植からはや5ヶ月

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ソルゴーは順調に成長中


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実は、苗木の定植から5ヶ月たった今、ぶどうの生育にかなりバラツキがあります。

土の状態をそのまま反映してるようです。

無施肥栽培の特徴と思われます。


上の画像はとても元気なクインニーナです。

同じ場所のソルゴーも同じく元気。生育が早い。



今やることは炭素資源をせっせと投入するだけです。


棚作り

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単菅パイプでぶどう棚を作成中です。

アンカーで針金を引っ張る一般的な作り方でなく、クランプと単菅パイプを格子状にくんでつくります。

斜め向きの隅柱や、周囲柱が無いので今後の作業性は良いでしょう。


JAぶどう部の方々やJAの職員さんや、様々な人が手伝いに来てくれました。


先ずは一部分だけで終了です。冬に残りを仕上げます。

謎の風景

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梅雨が過ぎるまで、雨よけとして100均のビニール傘を利用。


ぶどうは雨が直接かかるのに弱いので、 病気の予防です。


このコミカルな風景がツボなのか、一時期色んな人に話しかけられるようになりました(笑)


ご安心下さい。台風時には事前に傘を閉じますので、壊れることはありません。

苗木定植

深いところから掘り返した土により、荒地のようになってしまいました。でかい石がゴロゴロ。

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しかし、砂漠のような痩せ地でも根付くのがぶどう。下に石があっても問題ありません。


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とはいっても、地中深くずっと酸欠だった土に(そこに生息している微生物に)作物を育てる力があるのか、、。


天気のいい日に一気に75本植え付けました。

周りの茶色いものは木材チップです。

溝の中には

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竹→茅→籾殻の順番で入れていきます。


全て軽トラでの運搬です。


竹は近場の竹林から、茅は周りの耕作放棄地から

、籾殻は町内の米農家から。全て地域資源を利用しているのは良い事と言えるのではないでしょうか。


ちなみに竹を並べて水の通り道をつくり、そこに土や籾殻が落ちて塞がないよう茅を敷くわけです。

どうしても水捌けをよくしたい。もっと言うと地中の通気性をよくしたいので、最後に土をかぶせませんでした。なのでこれは半明渠でしょうか。


この数ヶ月、寒波や雪にもめげず途方も無い作業がつづきました。


排水性が完璧なら、この先ぶどう栽培は必ず成功するはず。との思いだけで頑張りましたが、、

もう一回やれと言われてできる気がしません(笑)



何が何でも排水性をよくする

暗渠になるか明渠なのかはわかりませんが、とっても深い溝掘りです。深さはやく80cm。

区画整理されて、10年以上なにも利用されてない土地。

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約45mが6本


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バカでかい石が出てくるので、3tのユンボでないと、歯が立ちません。


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まず、溝の中には、竹を並べ水の通り道をつくります。


たんじゅんの集まり

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大変な刺激のあと、頭の風通しが良くなるようでした。自分の畑は山ぎわなので、特に排水に注意すること。深い明渠を作ろうと思います。そして、どんどん人に伝えて、どんどん後輩をなってこう。関係者のみなさまに感謝!