袋掛け中
三連休はずっとぶどうと向き合っていました。
もうすぐ梅雨が明けるようです。
ハウスのシャインマスカットは3年目で、樹形が完成しました。ただ元気過ぎて生殖成長に傾かず新梢に花が付かなくて、また付いても花振るいで殆どなくなってしまいました。残念。
来年の樹勢は落ち着くはずなので、沢山のぶどうを期待したいです。
露地も食酢を散布して、袋掛けしています。
バイオレットキングはうどん粉病に弱いかも、、
袋掛け中に気がついたんですが、今まで大丈夫だった粒が結構発病してました。
去年、今年と見てみると、枝の勢いが止まりだし、房に水が回り出すとぶどうの抵抗力が少し下がるのかも知れません。またその頃は梅雨空でしっかりと光合成が出来ない時期ですし。
バイオレットキングに限らず、他の品種でも同じ気がします。
一方、今年の雄宝はうどん粉にほぼかからず。
成木になり、去年と違って抵抗力が備わったのだろうかか。
良い事でも悪い事でも、色々な要因がありすぎて、因果関係がよくわからなくなります。
ただ自分のすることは
日々観察して、木が健康になる事をするだけですね。
摘粒開始まであと少し。
5月の真夏日で成長が例年くらいまで追いつきました。もう少し雨が欲しいところですが、定期的に降っていて助かります。最近は曇り空が続いて仕事もしやすいです。
一回目ジベ処理終了して、少しだけ余裕が出てきました。今は草刈りをしています。
4月はとても寒かったので、灰カビ病が少し出ていました。特に川側は常に湿った冷たい風が吹いているみたいで、そこで主に灰カビが発生していました。
ほんの少しなので、収量には影響無かったです。
毎週数種類の納豆菌を培養して葉面散布をしている効果があったのかも。
シャインマスカットは開花5日前に強摘心をしていきました。花穂の成形もギリギリを狙って落としていますので、今年は大玉になるかなぁと期待しています。
ただフルメットは使用せず、ジベレリンのみなのでどうなるかはわかりません。
スナップエンドウ収穫終了です、5月中下旬から取り始めて、凄く遅出しです。
最後はうどん粉病にかかって枯れていきます。
しかし、ハウスの近くなのでぶどうにうつらないかと、少し心配になって来ました。
早く片付けます。
ニンジンの花。
今年は去年よりたくさんニンジンを作るつもりです。
成育は遅め
桜に雪が積もる場所もあったようで、
特に夜温が低いです。
今年の成長はゆっくりで、
例年より1週間弱遅いと思います。
被覆作業を頑張ってますが、まだ半分残っています。
延長枝候補の芽が横向きになので、、、
真っ直ぐになるように軽く縛って、向きを変えてみました。
柔らかな新芽の時だから可能ですが、やりすぎると折れてしまいます。
3月にユンボを使って、圃場へ入るスロープを2箇所作りました。
軽トラが中に入れるようになったので、有機物投入や、剪定枝運びが捗りそうです。
思うようにぶどうの仕事が出来ないのは、
大量発生しているしいたけの収穫に追われているからです。
3月までにしっかり管理したのと、寒い日がたまにあったので、しいたけが沢山出てきました。
大苗移植
仮植えしていたハウスのぶどうの木を掘り起こします。
芽が取れないように慎重に扱います。
軽トラの屋根に乗せて露地に移動。
合計五本、全て移植完成です。
上の画像はバイオレットキングといって
シャインマスカットとウィンクを掛け合わせた
皮ごと食べられる品種です。粒の尻割れが少し気になりますが、、ウィンクの特徴を引き継いで棚持ちは抜群に良かったです。
赤い早生のクイーンセブンは今年初収穫です。
シャインマスカットとマニュキアフィンガーの掛け合わせで、糖度がとて高く、赤いシャイン系では優良品種との噂です。
気がついたらこんなにも成長していました。
芽吹きがとにかく早い!
今日は雨。苗木がしっかり水を吸ってくれそうです。
あっという間に春分、日頃の様子。
スナップエンドウを2月中頃にまき、
マルチで保温中ですが、風でビニールが剥がれたり、夜中0度まで冷えたりと成育がゆっくりとなっています。
発芽の揃いを良くしようと思い、2月下旬には
芽傷を入れました。去年は全体に目飛びが目立ったので、延長枝は短くしました。露地のピオーネでは12、13芽くらい。
ハウスのリザマートを抜いてしまいました。
他と比べると作るのが難しいですね。
今年4年目になるので、
いい房が取れるはずなんですが、
うどん粉病は出やすいし、何より樹勢が強すぎて、落ち着かせるにはハウスの半分くらい枝が占領しそうです、、。そんなリザマートばかり取れても仕方ないですし。
空いたスペースは両サイドのブラックビートで埋めることができます。
今年で菌床しいたけ3年目、どんどん発生させています。
なんとか5月まで収穫したいです。
昔に比べて、草が元気です。
土の状態が良くなったと思います。
あと2週間したら、芽が膨らんできます。
忙しくなりそうです。
2019年スタート
年末は腰をやってしまいニンジンの収穫に苦労しました。約一年で3回痛めた事になります。完全にクセになった様です。
無理はいけないですね。
また近頃は冷えた足先がなかなか温まりません。
しかし今年は暖かい日がたまにあり、
剪定をするのには有難いことです。
ビニールハウスの中では汗ばみます。
今年はハウスで植付け3年目のシャインマスカットを収穫する予定です。
ブラックビートは4年目で大粒を試みます。
また、露地にはそば殻をせっせと投入しています。
露地の土作りだけ大分労力がかかっていますが、
ハウスは初年度に大量の木材チップを投入しただけです。良好な生育から判断して、今は様子を見ています。
黒マルチを剥がして、湿った土を匂ってみると、強烈な放線菌の匂いがしました。去年より強く感じます。職業上、畑の見学に行ったり山に入ったら土の匂いを嗅いでみる事を必ずしていますが、森林の土以上?の放線菌密度なのかと思うほどです。
寒くなってきました
ぶどうの収穫後、ぶどう園へ足は遠のいていましたが、最近は被覆剥がしや、有機物入れなどの仕事をやっています。
先週の寒さでぶどうの木はすっかり紅葉し、散っていきました。
ニンジンはちょっと思った作りになってないです。まず播種前に入れていたそば殻で、残っていた糠の肥効が予想よりありまして、場所によって形の悪いニンジンが多いです。
そしてデカくなりすぎていて急いで収穫しています。
綺麗なニンジンもあります。黄色ニンジンはまずまずの秀品率かと思います。
黄色はあっさり食べやすく美味しいです。
去年に引き続きカラーニンジン。重さや太さのバランスとかで袋詰めに手間がかかり、、、去年もイヤだったなーと思い出しながらパックしています。
カラフルハーモニーのオレンジ色は美味しくなかったので今年は細いベーターリッチを混ぜています。
そして色々と思う事があり、、、来年に向けて一つの試みとして光合成細菌を利用しようと考えています。
匂い、色からみて培養はうまくいったようです。
最近の状況
予想より粒が大きくなって裂果があったり、夏の猛暑で木がダメージを受けて味がイマイチだったり、また、来客用にあげるために残したいいシャインマスカットだったりをまだ圃場に残しています。
ダメージを受けて味がのらない房は、最後まで
イマイチでしたが、、、晩腐病もこなくいつまで綺麗なままシャインマスカットは本当に優良品種だと思います。
そして、完熟させ黄色味ががって、かすれや茶色い斑点が出始めたシャインマスカットはとても美味です。市場的には青い色が好まれますし、買う側のイメージも青なので、完熟ばかりでは売れにくいかも知れませんが、直販している以上、完熟の良さも広めたいです。
一方、菌床しいたけは日に日に忙しくなってきました。
そして、無い時間を頑張って冬野菜を作っていますが、今年はカブがほぼ全滅です。
トウモロコシ作付けの跡地で土がサクサクホカホカで、結構自信があったのに、、何故?猛暑、干ばつ後の9月の長雨の影響?土が腐敗に?
何故だかわかりませんが、異常な数のダイコンサルハムシで、発芽と同時に葉が無くなってしまいました。 一昨年は被害無く、去年は被害少しで、今年は悲惨な状態です。
しかしながら、セリ科ニンジンにおいては
被害は無く、順調そうです。
収穫は12月を予定
秋雨
極端な天気が続きます。9月は雨が降り続く日々です。
まだ数が少ないため、ピオーネ、クイーンニーナ完売です。
収穫してみて、露地のピオーネの半分以上がダメでした。夏の猛暑、干ばつのダメージが大きく、房の一部が萎れてしまっています。残念、、、。
こういったケースを想定して対策が必要と思いました。
一方、ニンジンですが、
台風がビニールを剥いでしまったため太陽熱処理が不完全でした。なので今年のニンジン栽培は草むしりが大変です。
18.19日は久しぶりの晴天。
8月29日に播種したベーターリッチ。
本葉が大きくなりました。
今回作っている畑は石が少ないので、綺麗なニンジンがたくさん取れるかな?
皮の味
先週の台風で一部被覆が剥がれたりしましたが、
雨が降り、ぶどうの木が持ち直してくれました。
干からびた地面が潤いました。
しかし、葉っぱが枯れて無くなった所があります。
年配の先輩ぶどう農家さんが言うには、ここまで夏に雨が無いのは、40年ぶりらしいです。
直販向けのピオーネとクインニーナです。
試食して感じるのは、この夏の少雨で糖度は高い傾向にありますが、皮のタンニンという成分が多く出来たのか、皮から渋さを強く感じます。
無農薬で作っていますし、皮にはアントシアニンなど身体にいい成分もありますが、
今年のピオーネを食べる時は皮ごと口に入れず、手でむいた方がいいと思いました。
昨日の雨降り前に頑張ってニンジンを蒔きました。今年は味を重視してベーターリッチと、去年に続きカラフルニンジンを作ります。
播種機導入のおかげで、手でまいた時より20倍以上速い感じです。
収穫が始まってます。
ブラックビートが盆前から収穫が始まり、
露地でも、チラホラ良い色になってきてます。
納得の行く栽培が出来たとは思えませんが、来年のための無農薬で作るポイントを抑えれた気がします。
ピオーネ8月14日
土が乾燥してるので粒に張りが少ないですが、
その分、凄く濃厚になってます。
まだ晩腐病はありませんが、この高温なんで早く収穫した方がいいかも。
クインニーナ8月14日
クインニーナはやっぱり美味しい。一番好きな味です。
シャインマスカット8月14日
シャインマスカットは肩焼けが多数ありで、どれだけ良いものが取れるのか心配。
収穫の片手間で人参の太陽熱処理
去年に続いてカラフル人参、ベーターリッチを中心に作る予定です。
廃菌床をぶどう園に運んだりと、8月下旬はやる事が重なってしまいます…。
それよりも猛暑が続く中、ここ一ヶ月半雨が降っていません。かなりヤバイです。灌水設備のないところではデラウェアがほぼ全滅したと聞いてますし、今度の台風で被害が出ない程度に雨が欲しいです。
ぶどう園のすぐ近く川、完全に干上がってます。
山梨へ研修旅行
ぶどうの生産量が一位であり、ぶどう栽培において長い歴史ある山梨県勝沼へ、今回若手ぶどうの生産者みんなで一泊二日の勉強に行きました。
こちらは高い山に囲まれて強風に悩まされることもなく、寒暖差もあるので、ぶどう作りに最適な地域のようです。
植原葡萄研究所、久保田園、やまたか園の三ヶ所で圃場見学させていただき、貴重なお話をお伺いする事ができました。
見聞きする全てが新鮮で、勉強になりました。
学んだ事を今後の経営、栽培に取り入れて行きたいです。
植原さんの圃場にて、巨大なロザリオビアンコの樹の存在感に圧倒されました。
新品種育成の様子など、普段見る事ができない所まで勉強させていただきました。
久保田園さんにて、かなりの規模で様々な品種を直販されています。ぶどう品種のトレンドから今後の動向を探られ、さらに新品種の開発へと、ぶどう経営全てにおいて先端を走っておられる印象でした。
やまたか園さんは、減農薬で高品質のぶどうを作られていました。試食の桃とぶどうはとても美味しかったです。EMボカシや竹チップを使用されていて、肥料は殆ど使っていないようです。圃場の土は柔らかく畑全体が心地いい空間でした。園主さんとは栽培方法の方向性が似ているという事で今後情報交換をお願いさせて頂きました(^^)
大雨、その後。
7月上旬の大雨で、またハウスが浸かってしまいました。
去年の台風でも浸かりましたし、
今は猛暑の日々、、、
最近の異常気象の前には無力です。
泥でハウスの中が汚れてしまいました。敷いていた木材チップも片側に寄ってしまい。復旧作業に時間がかかりそうです。
トマトは湛水後に調子が悪くなり、青枯病が沢山でて枯れてしまいました。残念です。
しかし、もっと酷い被害の方がおられますし、まだ軽傷の方かもしれません。
生き延びたトマトは何本かあります。
自家用で食べる分は取れそうです。
ぶどうは無事だったのは救われました。
去年の台風でも浸かりましたが、ぶどうは一時的な湛水には強いです。
むしろ、たっぷり吸水できたようで、一気に枝葉が育ちました。
リザマートの実はひと回り大きくなりました。
ブラックビートも着色が順調に進んでいます。
ちなみに今年のハウスのぶどうは無袋でいこうと思います。
露地のシャインマスカットは全て袋掛けが終わりました。
無事に収穫出来ますように。
トウモロコシ出荷
7月2日からトウモロコシを収穫しています。
糖度が高いドルチェドリームという新品種です。
アワノメイガにやられてないか
丁寧にチェックします。
無農薬、無施肥です。
7月下旬まで少しずつ収穫していきます。
ブラックビート、リザマート、トマトのステラミニが色付いてきました。
少雨のため、乾燥気味
1週間に半日位しか雨が降らず、高温乾燥の日が多かったため、やはりというか、うどんこ病が少し出ていました。
露地、ハウス(特にリザマート)とも発生を確認しました。着果制限を考えて、いずれ落としてしまう房は沢山あるので、収量に影響はないんですが、やはり気がかりです。また、形のいい房だった場合、ハサミを入れてしまうのは痛いです、、。発病した粒や房は切って遠くに捨てました。
露地は土作りの途中であり、やはりハウスと違って環境に左右されるので、今まで何回か有用微生物(EM)や木酢液を希釈して、葉面散布をしていました。
今回、気休めですが、ハウスにも散布しときました。
もちろん、これらは農薬ではありませんのでぶどうにも身体にも安全です。
うどんこ病は、灰色カビ病や晩腐病みたいに粒か枯れるとか腐るなんてことはありませんが、粒の表面が汚くなって商品価値がさがってしまいます。
ハウスは無施肥でほぼ無潅水などをやっていて、環境には自信があり、今まで病害虫は皆無だったので、ちょっと凹みました。これはまだまだ色んな見極めが必要なのだと思いました。
さっさと袋掛けを始めました。まあ、健全ないい房は沢山あるのはありがたいので、これが無事収穫出来るまで頑張りたいです。